白老は、
北海道の中では雪が少ない町です。
雪が降っても、
根雪になることのほうが珍しいくらい。
それでも、
10センチくらい積もると――
除雪車がやってきます。
ありがたい存在です。
……ありがたいんですが。
音が、すごい(笑)。
ゴゴゴゴゴ……。
ガーーーッ。
けっこうなスピードで、
家の前を通っていきます。
その音を聞いて、
窓の外を見るチャッピー。
この顔です(笑)。
「なんだ、あれ……。」
とでも言いたそう。
家の中にいる今でも、
やっぱりちょっと怖いのかもしれません。
でも、こうして暖かい部屋の中から見ていると、
ふと思います。
チャッピーが外で暮らしていた頃は、
この音をどう聞いていたんだろう。
雪の中で。
逃げる場所を探しながら。
あの大きな車が、
すごい音を立てて近づいてきたら――
きっと、怖かったよね。
今はもう、
窓の向こう。
怖い音がしても、
ここなら大丈夫。
暖かい部屋の中で、
じっと外を見ているチャッピー。
その横顔を見ながら、
「もう外にいなくていいんだよ。」
そんなことを思った冬の日でした。🐾