病院へ着いても、
「あおお~~~~ん!!」
鳴き続けていたクロ。
しかも待合室には、犬がいっぱい。
ワン!
ワンワン!
そのうち、クロの様子が少し変わってきました。
「あおお~~ん!」ではありません。
どこからともなく、
ブー……
ブー……
「ん?」
なんの音?
周りの人も、
「何の音?」
みたいな顔をしています(笑)。
音の主は――
クロでした。

そのうち、
ブー……ブー……から、
ヒー……
ヒー……
に変わってきました。
「ちょ!クロ、落ち着いて!!」
「これ、過呼吸だよね💦」
母とふたりで撫でて、なんとか落ち着かせようとします。
でも――
全然むり(笑)。
ヒー……
ヒー……。
クロの目は、まん丸です。
そして、いよいよ診察室へ。
ネットに入ったまま、キャリーから出して診察台に乗せました。
先生に診てもらっている間も、クロは落ち着きません。
じり……。
じりじり……。
診察台の端まで行って、
下をのぞき込んでいます(笑)。
そこから逃げようとしているらしい。
そして私は、その後ろから――
「あ!爪も切ってください」
クロに聞こえたかどうかは、わかりません(笑)。
体重を量ると、
6.7kg。
そして気になっていた、あのお腹。
病気でふくらんでいるわけではなく――
ただの脂肪でした(笑)。
検査もしてもらいましたが、大きな異常はありませんでした。
ただ、血糖値が少し低かったようです。
先生が聞きます。
「歩くときに、ふらふらしたり……」
「全然ないない!」
「お腹こわしてたり……」
「いつもと同じコロコロ💩です」
「食欲なかったり……」
「食欲の秋です(笑)」
先生、
「…………」
そして、
「まれに、極度の緊張で低血糖になる子もいるけど……」
「それに違いありません!!」
即答(笑)。
だって、
この日のクロを見ていたら――
それ以外、思いつきません(笑)。
咳も、耳も診てもらって、
とりあえず大きな問題はなし。
お腹も脂肪(笑)。
こうして無事、診察は終わりました。
あとは家へ帰るだけ。
これでクロも、やっと安心――
すると思ったんですけどね(笑)。