白老って、意外とやることがある― パン教室編

白老に来てから、ずっとやってみたいと思っていたことがありました。

パンを作りたい。

ネットを見ると、

「簡単パン♪」
「初心者でも失敗しない!」

なんていうのが、たくさん出てきます。

それを見て、

「これなら私にもできる!」

と思ったのが始まりでした。

ところが。

出来上がったものは……

私が想像していたパンとは、はるか彼方のシロモノでした(笑)。

パン……?

いや。

これはパンなのか?

中には、とても食べられたもんじゃないものまでありました(笑)。

それでも懲りずにチャレンジしていると、黙っていられない人がひとり。

ヨーコです。

昔、リンゴから酵母を育てて、天然酵母のパン作りに5年ほどハマっていた人です。

当然、口を出す。

「こんなのパンじゃない!」

そして、ひと言。

「団子だべ!」

ひどい(笑)。

人が一生懸命作っている横から、けなすこと、けなすこと。

そのうち、人が作っているのを横目で見ながら、

自分で作り始めました。

……やなやつです(笑)。

そんなある日。

一枚のチラシが入ってきました。

「パン教室 受講生募集」

お~~~~!!

これだ!!

私が待っていたやつ!

すぐに申し込みました。

だって、私には基礎がない。

それなら習ったほうが早いに決まってる。

そして実際に通ってみて分かりました。

私、それまで全部間違ってました(笑)。

生地の扱い方も、発酵も、成形も。

ネットを見ているだけでは分からなかったことが、

実際に教えてもらうと、

「あ~~~!そういうことだったのか!」

の連続です。

そして初めて、ちゃんと自分で焼いたパン。

食べたときの感動は、今でも忘れません。

パンだ!!

ちゃんとパンだ!!(笑)

それから、月に一度のパン教室が楽しみで楽しみで。

もちろんパンを習うのも楽しいのですが、

もうひとつのお楽しみが、

試食&コーヒータイム♪

これがまた楽しい。

一緒に通っているのは、私と同じ年生まれの方。

生徒は二人だけです。

パンを作って、焼き上がったパンを食べて、コーヒーを飲んで、おしゃべりして。

月に一度の楽しみになりました。

そして、気がつけば現在は中級。

来週で中級も終了し、

いよいよ上級へ進みます。

そして今では、

家でもパンを焼くようになりました。

あの頃、

「団子だべ!」

と言われていた私が、ここまで来ました(笑)。

白老に来て、
ずっとやってみたかったことを、ひとつ始めることができました。

田舎だから何もない――

と思ったら、そうでもない。

探してみると、

「やってみたい」が、意外と見つかります。

白老って、

意外とやることがあるんです(笑)。

そしてヨーコよ。

もう団子とは言わせない(笑)。