第31話「毎晩、お風呂をのぞきに来る(笑)」

うちのお風呂は、温泉です。

白老のこの家は、もともと両親がセカンドハウスとして買った家。

そして、この家には温泉がついています。

お風呂もかなり広め。

お湯をためるだけで、一時間以上かかります(笑)。

夜になると、母とふたりで温泉に入るのがいつもの時間です。

そして――
この時間になると、決まってやって来るひとがいました。

チャッピーです(笑)。

「がおぉ~~ん」
「なおぉ~~ん」

廊下の向こうから声が聞こえてきて、

そのまま、お風呂場へ。

しかもお風呂なので、声がよく響く(笑)。

「チャッピー、どうしたの~?」

「あぶないよ~」

そんなことを言っても、

チャッピーはまったく気にしません。

大きなお風呂のふちを、

そろ~り。
そろ~り。

器用に歩いていきます。

落ちそうで、落ちない(笑)。

多少お湯がかかっても、チャッピーはわりと平気でした。

クロなら大変です。

ほんの少し水しぶきがかかっただけでも、

びゅ~~っ!

と逃げて、

大急ぎで毛づくろい(笑)。

だからクロは、お風呂場にはほとんど入ってきません。

ところがチャッピーは――

毎晩来る(笑)。

そして、ときどき。

お風呂のお湯を、

ぺろっ。

「チャッピー!味見しないの!(笑)」

いったい何をしに来ていたんでしょう。

私たちがちゃんと入っているか、

見回りに来ていたのか。

「あぶないぞ~」

とでも言いに来ていたのか。

それとも、

ただ一緒にいたかっただけなのか。

結局、本当のところはわかりません(笑)。

でも、

私たちがお風呂に入ると、

チャッピーもやって来る。

それが毎晩の、

いつもの光景でした。

チャッピーにとっては、お風呂の見回りも毎晩の日課だったようです(笑)。


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