第20話「いつまでいる気だ!(笑)」

お客さんが来ると、
猫たちはだいたい姿を消します。

とくに子どもが来ると――

猫にとっては、
怪獣がやってきたようなもの(笑)。

クロはいつものように、
押し入れへ避難。

チャッピーも、
最初はどこかへ隠れています。

ところが――

チャッピーは、
ずっと隠れていられない(笑)。

しばらくすると、
そろ~~っと出てきます。

そして向かうのが、
お気に入りのこの場所。

階段の上から、
じーーーーーーっ。

この顔です。

「お前ら、いつまでいる気だ!」

……と言っているようにしか見えない(笑)。

たぶん本人は、
ものすごく圧をかけているつもりです。

でもお客さんには、
もちろん通じません(笑)。

そして、ひとしきり監視が終わると――

普通に階段を下りる?

いいえ。

チャッピーは、
そんな面倒なことはしません。

この場所のすぐ下には、
キャットタワーがあります。

そこへ移って、

キャットタワー経由で一気に下へ。

チャッピー専用、
かなりのショートカットです(笑)。

ちゃんと階段を使うクロとは、
大違い。

でもチャッピーが来てからは、
クロにも少し変化がありました。

以前ならお客さんがいる間、
ずっと押し入れに隠れていたクロが、

チャッピーが出てくると、
その隣に姿を見せることも増えました。

怖いけど――
チャッピーがいるなら、ちょっとだけ。

そんなふうにも見えました。

隠れていればいいのに、
どうしても気になって出てきてしまうチャッピー。

そして高いところから、

「まだ帰らないのか……。」

今日も無言の圧を送り続けるのでした(笑)。🐾